新・永山あゆむの小さな工房 タイトル

永山あゆむの小説・シナリオ創作ホームページです。

用語集
 
世界観ソルスワールの国々組織設定
 
世界観 
異世界ソルスワール(いせかい そるすわーる)

人と自然と技術が共存する緑豊かな世界。街の外には魔物が住みついている。各地にいる古より伝わる力で闇を祓う術を持つ世界を守護する女人――護星女(ルーラー)が存在しており、失われた光子(マナ)を生み出し、世界に毒する力――闇子(サタン)を浄化させ、魔物の暴走を防ぎ、世界の安定を守っている。100年前に無益(むえき)戦争と呼ばれる大規模な戦争があったが、人々の記憶からは薄れている。

ドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ、アリオト、ミザール、アルカイドという7か国が存在し、それぞれ1つの島(大陸)で形成されている。

世界各国の技術産業を統一させるために世界統一技術改変を大国メグレズが提唱し、世界で首都を中心に無機質な都市化が進んでいるが、文化や遺産、観光地の衰退を懸念しているため、なかなか前に進んでいない。


 
ソルスワールの国々 
ミザール国(みざーるこく)

エイジとエミリーが育った国。平和主義国で政治は議院内閣制。民衆から代表を決める(日本の政治と似ている)。大国メグレズから西に位置する大陸にあり、3つの街がある。日本で言えば中国地方に似た形をしている。首都はヴァイトインゼル。

昔は技術革新をどの国よりも発展させた国であったが、100年前にあった無益(むえき)戦争によって、技術は失われてしまった。このような戦争があったことを忘れてはならないため、平和への維持活動を積極的に行っている。軍事力はなく、東にある隣国−−アリオトと平和友好条約を結んでおり、アリオトの軍事基地が各地にある。

 
 
組織 
国際特秘遂行警備組織“影星(エクリプス)”(こくさいとくひすいこうけいびそしき えくりぷす)

名前の由来は、英語で蝕(しょく)という意味のeclipseから。日食や月食など光の遮断現象で、この組織も人に知られないように活動=影で活動するのでこの名前にした。

世界で統一された組織の一つで、各国での光子(マナ)と闇子(サタン)の調査や闇魔(オスジオーネ)化した人間や人魔(アロー)化した魔物の事件解決や各国の自警団とともに凶悪な犯罪事件の取り締まりも行っている。

だが、民間にはこの組織の事は公表しておらず、組織自体も隠密で活動しており、服装も活動できる服で行動することを条件に、自由なスタイルで着こなすことが認められている。主に光子(マナ)の力が使える人間が在籍している。つまり、隊員たちの武器は、星使武器(エトアルム)であり、全員ステルラグローブを装備している。組織の施設は各国にあるが、どれも人里から離れた場所にある(飛行船や潜水艦などに基地があったりする)

 
 
設定
光子(マナ)(まな)

大気中に眠る光の塊。万物に眠るすべてのエネルギーの元素であり、失ってしまうと、世界が滅亡してしまうと言われている。この塊から地、水、火、風など様々な物質に変化する。また、人間の体内を構成する「核」の一つとなっているが、人間には光子(マナ)を操る力はない。光子(マナ)が失われると人は死に至る。
 
 
闇子(サタン)(さたん)

光子とは真逆の闇の塊。由来は光を喰うから吸血の名前となっている。大地が汚れると湧き上がる負の元素で、人の負の心に反応して人を魔物化――闇魔人(オスジオーネ)化させたり、魔物を人魔(アロー)化させ暴走させてしまう力がある。世界が闇子に満たされると死滅すると言われている。
 
 
闇魔(オスジオーネ)化(オスジオーネか)

人と闇子(サタン)が結びついて変貌する、人が魔物化した姿。人が体内で闇子に浸食されても魔物化する。言葉の由来は、イギリス語で闇という意味のオスクリタ(oscurita)とイギリス語で浸食という意味のエロジオーネ(erosione)を合体させたもの。

暴走して、破壊の限りをつくす。屈服させて、正である光子(マナ)取り込まない限り、元には戻らない。その姿は様々であり、人の負の欲望の姿だと考えられている。闇魔化(オスジオーネ)したものは、精神科の病院で治療を一定期間受けることになる。

 
 
人魔(アロー)化 (アローか)

英語で咆哮という意味のアロー(roar)が由来。

魔物が闇子(サタン)の力で体内の光子が乖離して、人のように二足歩行できるように変態した魔物の姿。人や魔物、見境なく破壊の限り暴走する。闇魔(オスジオーネ)化同様、屈服させて光子(マナ)を取り込まないと元の姿には戻らない。

 
 
奪心(シェル)(しぇる)

シェルは英語で殻という意味のshellから。心が抜けた殻のような存在という意味合い。

凝縮された闇子(サタン)から生まれる、地を這って移動するどす黒い人型の魔物。色々な物体に変態することもできる。当然、心が抜けた存在なので、相反する者――人間たちを襲って光子(マナ)を吸い取り、闇魔(オスジオーネ)化させることも可能。星使武器(エトアルム)で対抗しないと消滅しない。

 
星使武器(エトアルム)(えとあるむ)

名前の由来は、フランス語で星という意味のエトワール(etoile)とフランス語で武器という意味のアルム(arme)を合体させた造語。

人間の体内に眠っている光子(マナ)を核として、精製された武具。本来、人間は、護星女(ルーラー)や星預(ラスール)族のように体内の光子(マナ)を地、水、火、風に変えて操るほどの力はないが、この武具は人間の体内にある微弱な光子(マナ)を武器に伝達させ、装備者の心の力と反応して、装備者に適正な武器と属性を精製することができる。なので、この武具をつかいこなすには、武器を実体化できるほどの光子(マナ)の力が体内にあること、そして、どんなことにも動じない心の力が必要となる。

闇魔(オスジオーネ)化した人間や人魔(アロー)化した魔物は、この武具でないと倒すことができない。人間の体内の光子(マナ)を伝達するには、ステルラグローブをつけないといけない。

 
 
ステルラグローブ(すてるらぐろーぶ)

ラテン語で星という意味のステルラ(stella)とグローブを合体させたもの。

星使武器(エトアルム)を取り出すのに必要不可欠なグローブ。主に装備者の光子の伝導を感知する役割を担っている。グローブの中心にあるひし形の鉱石を押すと星使武器(エトアルム)が出てくる。100年前にあった無役戦争のときに行われていた、光子(マナ)を使役する研究データを基に創られた。

 
 
紋章”アリタード”(もんしょう ありたーど)

国際特秘遂行警備組織“影星(エクリプス)”の団員の証である紋章。星の形になっており、左半分は黒く、右半分はゴールドに塗られている。「人々を後ろから支える”影”となり(左半分の意味)、治安や環境を守ること(右半分の意味)を理念とする」という影星(エクリプス)の存在意義が込められている。

アリタード(alidade、日本名:示方規)の元々の語源は、天体や山間部の測量で使われている装置のこと。平板上に置いて、目標地点を見て方向を決めるのに使う。

 
 
Meteor strike count
Total count








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