新・永山あゆむの小さな工房　800字シナリオ　ドッジボール・細かい魅惑さ○○億編



＜登場人物＞
・井吹海斗（16）いぶきかいと。主人公。男性。普通の高校2年生。いつも眠たそうな顔をしている。・幹田涼（16）みきたりょう。男性。高校2年生。海斗の友人。惚れっぽい。体育委員2年リーダー。・中田正義（16）なかたまさよし。男性。高校2年生。体育委員。普段は大人しいが、ドッジボールになると豹変。・伏倉伊月（16）しくらいづき。女性。高校2年生。体育委員。魅惑さは一級品のキャリアウーマン？
〇学校　グラウンド　　『ジャスティス編』からの続き。　井吹海斗（16）、幹田涼（16）、中田正義（16）の背後から、伏倉伊月（16）が、伊月「ちょっと、そこのダメボーイズ！」涼「そ、その声は、二年三組の……」正義「キャリアウーマン伊月ちゃん！？」海斗「は？　キャリアウーマン？」　海斗達、振り返る。すると、上は白と黒の縦縞カッターシャツ、下は黒のタイトスカートの衣装の伊月が。　海斗、うんざりしているような口調で、海斗「うわー、今度はどっかのブルゾン……」涼「あれ、伊月三尉、withDたちは？」海斗「ウィ、withD？」伊月「もー隊長、それで呼ぶのはや・め・て。二人ならいるわよ」　指を鳴らす伊月。　すると、どこからともなく、上はカッターシャツで下はスラックスを着た男、伊達（16）と堂本（16）が現れる。伊達・堂本「with D！！」海斗「どっから出てきたんだよ！」　伊達、偉そうに、伊達「ふっ、企業秘密だよ、フーリッシュ」海斗「イラッとするな、こいつ」正義「ところで伊月ちゃん、ドッジボールできんの？　そんな恰好じゃあ、俺のジャスティスショットで……」　伊月・with D、海斗たちに背中を向け、伊月「そんな野蛮なことしなくたって、私の魅惑でイチコロよ。だって、その数値は」　伊月・with D、海斗たちに顔を向け、伊月「35億よ」　伊月の背中から黄金のオーラが。涼・正義「……！！」　魅了され、目が♡マークの涼と正義。海斗「……なあ、早く、ドッジしようぜ……」
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