新・永山あゆむの小さな工房 タイトル

永山あゆむの小説・シナリオ創作ホームページです。

 


「うーん、どんな顔で渡そうかなぁ。去年は失敗したし――って、あれはあのバカが」

「あのバカってどこの誰だよ?」

「うわあっ! ゆゆゆゆ、優太っ!?」

「何テンパってんだよ」

「忍者みたいに出てくるからよ、バカっ!」

「へいへい。で、ネオから珍しく真夜中にベランダへ呼ぶなんて、何かあったのか?」

「ほ、ほら、あんたにクリスマスプレゼントもらったでしょ。だ、だから、わたしも」

「……あー、そういえば今日はバレンタインだったか? なつかしーなー、去年の割れたチョコは面白――」

「忘れなさいよ! 今回が本当の、ほんとーのなんだから! 受け取りなさいよね!」

「強引だなー……うん、割れてはないな」

「あったりまえよ。去年は油断してたの! キモチ込めたんだから、た、食べて、よね」

「……ああ。ありがたくいただいとくわ」

「そこは『ありがとう』でしょ、ばか」



<ライナーノーツ>
 「隣りあわせの」シリーズ第2弾です。続編なので前回と同様に台詞だけの400字小説です。
 クリスマスの続きということで、バレンタインにしてみました。続きものは400字小説では初めてですね。今までは視点が変わるものだったので。今回も長編小説「moonlight」に出てくるキャラクターである、音緒(ねお)と優太(ゆうた)のお隣同士のお話しです。

 前作「隣りあわせのクリスマス」でもそうでしたが、このお話しも1年後の話として描いております。台詞ものは書いてると楽しいですね。このキャラクターはこんなことを言うのかとか、色々な発見があるし、話を進めやすいので(笑)。今回も「リア充爆発しろ!」でしたね(笑)。ちなみに昨年のバレンタインのお話しは、シナリオはすで書いているのですが、少し修正して公開したいなと思います。

<2018.02.26.>


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